2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

引越しなどもあって疲れが溜まっていたので完全オフにし、午後までゆっくりメールを書いたりウェブの更新作業をしてから、Mと家の近くを探索した。前の通りにはレストランなどがほとんどないが、隣の通りまで歩いたらとても賑やかだった。服屋をのぞいたり…

一週間ほどクイーンズのM宅に居候していて、今日ブルックリンへ越してきた。クイーンズは物価が安くて、親しみ易い下町の雰囲気だったが、パークスロープは郊外の閑静な住宅地という雰囲気で、街路樹の緑が濃くて道も静かだし、とにかく美しい街並。 今週は…

7月18日。午前中の便で成田からデンパサールまで。ガルーダの機内は異様に空いていて、例によって一睡もしてなかったので四列占拠して寝る。デンパサールに着くと、トランジットとはいえ空港の中もバリ臭がプンプンしていて少し緊張。野良犬に吠えられながら…

ジャカルタではまた新しく日本のダンスを文脈化するエッセイを書き、なかなか反響も大きく、成功といって良さそうな手応えを得た。今回の主題としては日本のダンスをポスト冷戦・ポストバブルの状況の中に位置づけ、グローバルなスペクタクルの経済への抵抗…

去年、支笏湖畔でムックリを買った時の袋に、「ムックリの鳴らし方」とともに書かれてあった詩。 たかのあきら「ヤイシャマ」 少女よ いま ムックリを 鳴らしたくは ありませんか あなたの唇に アイヌの口琴を 咲かせてはみませんか びゅるん びゅろん びゅ…

一日中、机にへばりついている。尻が痛い、腰が痛い。コンピューターの熱で部屋が暑くて、座ってるだけで汗をかく。 今度もまたインドネシア語を勉強する時間はなかった。というか前に覚えた分も全部忘れてしまった。 一日に200通はくだらないスパムメールの…

「スター」システムをはじめとするスペクタクルは、それ自体と「観客」との関係を固定し再生産しようとする。いいかえれば、ある「対象」を「見る」ことが人々にとって自明で疑う余地のないものになった時、スペクタクルと「観客」が同時に生まれるのだとい…

しかし思ってみれば、キノコは(とりわけ2000年の『フリル(ミニ)』以降、と但し書きをつける必要はないかも知れない)ほぼ一貫して、日常性とスペクタクルの問題に固執してきたのだった。今回のソロも例外ではなく、冒頭から「スター」のパロディが行われ…

入稿…。しかしあと十日ほどの間に片付けることが山ほど残っている。 湿気で、部屋にある本がそろってシワシワに波打っている。いつの間にかそうなっていて、また気づかないうちに元に戻るのだろうと思うと、何となく「かわいい」感じがする。 『日本沈没』リ…

次から次へと忙しくて全くやりたいことができない病。 「陸上自衛隊のイラク撤退」を「自衛隊のイラク撤退」だと勘違いしている人が実際に多いらしくて、この国の民主主義なるものの惨状には震え上がってしまう。陸自の撤退が、空自の配備拡大と交換条件にな…