2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

メール、ヴィデオ編集、飛行機の予約、校正、書類書き、宅急便……などと細々したことでどんどん時間が過ぎて行ってしまう。空しい。日中ちょっとだけ睡眠を取るナップの効果の絶大さ、の不思議さ。 DVDを編集してるので、ジェコ・シオンポの振付を何度も行…

早稲田のイタリア演習の後、上野へ移動し、芸大美術館で「岡倉天心」展。岡倉展は二年前にもワタリウムでやっていたけど、今回のは美術教育に的を絞って芸大自体の歴史と絡めてある。奈良時代の服装が制服になっているのとか写真で見て、そのアナクロニズム…

ツタヤ・ディスカス四周目。『スターシップ・トゥルーパーズ』('97、ポール・ヴァーホーヴェン監督)を見る。『ロボコップ』('87)で颯爽と現われたヴァーホーヴェンといえば、『トータル・リコール』('90)の、雑踏をかき分けてシュワルツェネッガーを追…

『舞台芸術』12号、夏休み前に図書館にこもって書いた「アジア」論がようやく。戦前の日本から今年二月のアジア会議までをつないで、異質な素材を一つにまとめるのに苦労した結果、戦前の日本/アジア関係についてはたくさん切ってしまった(とにかく誰もや…

月島のギャラリーで金魚(鈴木ユキオ)の新作初日。何というか、すばらしく孤高の、特別な作品だと思う。それらしい快感は全くないが、官能に満ちている。ぼくの見るところ、全面的に「間(ま)」がテーマになっていて、振付家が構成した「間」と、パフォー…

カンパニー・サミュエル・マチューと一緒に来日した、トゥールーズ振付開発センターのディレクター、アニー・ボジニ(Annie Bozzini)氏のレクチャーを聞きにシアタートラムへ。「コンテンポラリーダンスの源を探る〜ポスト・モダンダンスの流れから」という…

初めて生で見たキャロリン・カールソンの踊りは良かった。いってしまえば「ただの」踊りだがそれが良い。序盤の一部分と、終盤。確かに、フランスのダンス・コンタンポレーヌが始まるきっかけを作った人という肩書の大きさに比べたら、どうしたって派手さに…

ツタヤ・ディスカス、二周目。安里麻里と塩田明彦の対談で、アクション映画の話になった時、三隅研次とジョニー・トーの名前が挙がってて、ジョニー・トーって香港の監督は全く知らなかったので『PTU』という03年作品を借りてみた。とんでもなくヘンな映…