2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

桜美林で舞踊論。ラウシェンバーグの Open Score の第二部と、サシャ・ヴァルツの『ケルパー』を続けて見てもらった後、1989年以前を「歴史の時代」、1989年以降を「動物の時代」と仮に区分し、残りはフーコーの権力論概説。この講義は前期だけだから、そろ…

「身体表現批評」を扱った『Corpus』という雑誌があり、その第2号を、セッションハウスで会ったNさんからようやく入手。この前ぼくが『シアターアーツ』に書いた論考「反スペクタクルと無意味の狭間」について、竹重伸一さんが書いてくれているとのことで…

ラウシェンバーグの Open Score のDVDが届いたので早速見る。凄かった。二部ないし三部構成になっていて、第一部はフランク・ステラとその「テニスの相手」であるらしいミミ・カナレックが、テニスをする。ラケットにトランスミッターが仕込んであって、…

図書館にこもり中。必要な本を自分の家に集めておくことより、巨大図書館の近くに住むことの方が贅沢な夢である、とつくづく感じる。本がきちんと整理され特に全て立って並んでいてすぐに取り出せるということにいちいちそこはかとなく感動する自分に呆れる…

金曜はアゴラでパスカル・ランベールの Le Debut de l'A を見た。ランベールはNYにいた時にDTWで Paradis (unfolding time) というパフォーマンスっぽいものを見たことがある。今回のはセリフのある芝居だったが、言葉が可能にする想像力の自由さが、そ…

桜美林で舞踊論。ここしばらく日本のダンスについて話すが、とにかくヴィデオを見てもらわねばと思うとまとまった話をする時間がとれず何だか中途半端な講義になってしまう…もっと緻密に下準備しなくてはいけない。 先月の新小岩劇場の花上直人の客入れ時に…

京王線で、途中から小学一年生の子供らが大量に乗り込んできてワラワラと人々の隙間を埋め尽くした。一通り落ち着き、列車が動き出すと同時に、全員が進行方向と逆に5センチぐらい、ガクンと、タピオカのように(分子状に)揺れた。 日大のバーク講読。英語…