携帯の電波が入らなくなって困った。壊れてるくさい。
今日は神楽坂へ行ってダンスのレイトショー。早く着いたので本屋を物色していたらまた『ダンスマガジン』があったので見た。岡見さえさんという方の書かれたニブロール『NOTES』の評が素晴らしい*1。二回読み、あとで戻ってきてもう一回読んだ。矢内原美邦の振付をすごく丹念に見て、「距離」という主題に即しつつ解きほぐしてみせた明晰な文章。特に、走る・歩く・小刻みにステップと様々な歩幅を使い分けることによって舞台の限られた空間を伸縮させ、距離感を撹乱する、というようなくだりはグッときた。ここまで「振付」にフォーカスして描写することが可能になったというのも最近のニブロールの傾向かもしれず、それも何か感慨深かったりする。
セッションハウスでは色んな人に会った。夜遅い時間というだけで何か雰囲気が違う。一人一人生活のリズムは違うだろうけど、「夜」は環境的な条件として何か有無を言わせないバイオな意味合いを誰にも等しく分け与える。
12月のインド行きは正式に断った。

*1:岡見さえさんがどういう方なのかは全く知らない。