2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ずっと寝込む。時間が勿体ない。薬が切れたので夕方買い物に。初めて行った薬屋のおばちゃんがやたら親切なのはいいが見るからに病人なんだから早く帰らせてやってちょーよと心の中で訴えながら話を聞く。
昼から広尾でフィンランドのAとランチ。最近見た日本のダンスの感想を色々聞けて面白かった。あとフィンランドは150年もの中東研究の伝統があるとか、知らなかったことをいろいろ教わる。ヨーロッパとかのダンスも、その場所ごとの歴史や環境などコンテクス…
三軒茶屋で笠井叡×黒田育世。誰もが「パワフル」というが、確かにパワフルなことが行われているはずなのにパワフルには感じず。遠い。KさんOさんと席が偶然横並びになり、何かの縁でしょうという感じで夕方から飲んでしまう。
朝、成田着。そのまま午後2時からの岩渕貞太を見に桜木町へ向かう予定でいたが、空港の荷物検査の時にパーカーを置き忘れて失くしてしまったし、そもそもパーカー程度じゃしのげないくらい寒かったので一度家に帰る(半袖シャツの上から長袖シャツを着ただ…
朝6時にタクシーを予約して空港へ。Aが付添で付いて来てくれる。小さい地方空港。ソトを食べて機内で寝る。ジャカルタに着いてから、タマン・イスマイル・マルズキ(TIM)まで一番安く行けるルートを教えてもらっていたが疲れていて面倒だったのでタク…
朝早めに起きて水浴、さっぱりしてから朝食を頂き、午前中はまた映像を見た後、Aと一緒に二台のPCでひたすらDVDを焼く。ちょっとした傷や汚れでストップするためなかなか思うように進まない。昼食。毎回、あまり見たことのない食べ物で、味もかなり未…
4時起き、早朝の便でソロへ。4年ぶりとはいっても前回は半日いただけ。空港にサルドノ・クスモ氏が迎えに来てくれる。有名な市内のスタジオに着き、ドアを開けてくれたのがいきなりHで、お互いにビックリした。サルドノが6月にNYでやる作品の稽古で今…
朝から成田。前日の事故の関係か出発が遅れる。例によって徹夜明けのため機内では爆睡のつもりがなぜか資料をガンガン読み進む。デンパサールで乗り継いでからもさらに読む。ジャカルタで空港近くのホテルをとって寝る。
大学の卒業式。行きの電車内で仕事に夢中になっていて携帯を置き忘れ、青く(ブルーに)なる。式の後、記念撮影とかして、書類を書いたり原稿を書いたり。携帯は終点の草津で発見、家に送ってもらうことに。どうせ明日からインドネシア。
午前中から渋谷へ出て、空き時間で適当に髪を切り、勅使川原三郎を見る。勅使川原の痙攣系の動きは、痙攣というより痙攣のマイム(ミメーシス)として行われているので平板に見えてしまう。佐東利穂子は終盤、凄かった。あと新国立劇場以来の若いダンサーた…
昼ごろまで桜木町のファミレスで仕事をして茅ヶ崎へ移動、山田うんの新作公演を見る。前半のワークショップ作品でお腹いっぱいに。予想より公演時間が長かったため慌てたが千歳烏山の「神村の手塚と手塚の神村」には間に合う。手塚夏子による『山脈〜ソロバ…
34歳の誕生日を迎える。Facebook とか mixi で色んな人からメッセージもらう。夜、横浜で梅田宏明を見る。一見いつも似た作品だが、踊りは毎回かなり違っている。個人的には2007年の北沢タウンホールでやった時の踊りが好きだったが、2008年の新国立劇場でや…
ベルギーの contredanse から去年出たスティーヴ・パクストンのDVD−ROM Materials for the Spine をちょっとだけ見る。いわばフォーサイスの Improvisation Technologies 的なものだが、パクストンの80年代と90年代の即興ソロも入っている。ちなみに c…
Kさんを景気付ける会を自宅で。比較的近所というべきMと三人で溝口健二を見たりする。UMAと深海魚の違いはどこにあるのかなど。定義上どこまでも信憑の問題に留まるUMAに比べ、深海魚は何しろ厳然たる事実として現れるので、驚異や動揺もより深刻な…
午後から渋谷の道玄坂を上がったところの「百軒店商店会」というエリアで potalive のイヴェント。100の(?)「作品」が大量に集められている模様なれど、全体としてひたすらつかみどころなく展開されているのがすごい。こういうところにワケわからない仕方…
カフェに行って原稿書き。どうやら次から次へとバイトの面接が行われている。 月末にジャカルタへ行くという情報が伝わったらしく、来年の Indonesian Dance Festival に向けた会議もやることになった。少ない日程がさらに埋まってしまう。
ドイツ文化センターでアピチャッポン・ウィーラセタクンの『世紀の光』('06)を見る。広い会場にものすごく小さいスクリーンだったが、始まるとそれほど気にならなくなった。「反復」についての、メタ映画的な映画とでもいったらいいのか、あらゆる意味で次…
夕方から井手茂太の新作を見に行く。他にも見るつもりだったが月末までのスケジュールを見るとどう考えても諦めざるを得なかった。隙間を見つけては文章を書く。両手が塞がっていたり、歩行中であったり、水浸しになっているなどして、物理的に書けない時間…
入試の採点は簡単に片付き、来年度のパンフレットを作る会議。よせばいいのに、ここはこうした方がいいのではとかアイディアを出して仕事を増やす結果に。良くなるのなら良くしたいと思ってしまう、作業効率とか無視して。疲れるまで。 夜、ゼミの食事会。4…
後期日程入試、試験監督の補欠要員。あっという間に終わる。書類を書き、原稿のアイディアをどんどん出すが文章を書き出すまでには至らず。 最近、YouTubeで安全地帯の歌ばかり聞いている。中1の時にステレオを買って最初のCDが「安全地帯IV」と「VI」。…
会議日。待望のソファーベッド搬入、これで勤務先での緊急ピットインが可能に。 原稿に追われてない解放感も一瞬のことで、気づいたらあれこれ締切が増えていた。計画的に動かないとまたやばい雰囲気。 それにしても、行為すること自体から得られる快楽とい…
噂のロメオ・カステルッチ、素晴らしかった。いわゆる「イメージの演劇」的なものと違うのは、とにかく「物質感」で語ろうとしているところではなかろうか。記号や意味よりもテクスチャー、量などのアナログな質が主役。ドローン的な緩慢さの中に突発事がビ…
一日完全にオフ。買出し、メール、など。夕方、NHKでうちの大学のことをやっているのを見る。久しぶりに安いワインを買ってきて飲み、DVDでパク・チャヌク『オールド・ボーイ』('03)を見る。ソウルに行った時にポン・ジュノの『グエムル』と『殺人の…
今回の見本市ではヨーロッパ勢の間でやたらと評判がいい「快快」を見に五反田まで。ドイツの「伝説的」ディレクターが来ていて、聞いたら昨日に続いて二回目とのこと。この公演過密状態で二回もというのは余程のことだが、実際、終演後に大騒ぎが聞こえてき…
徹夜で準備して舞踊学会で研究発表「イヴォンヌ・レイナー『トリオA』とヴェトナム――複数の「現実」をめぐって」。レイナーの独我論的な「私の身体」とそのパフォーマンスがどのような意味作用を果たし得るかを、モリスのミニマリズム彫刻論と、ヴェトナム…
芸術見本市の演劇ショーケースで dracom を見る。終わり近くで途中退出しなくちゃならなかったとはいえ、何をやっているのかほとんど理解できず、軽くショック。アジアのダンスの映像ショーケース。フクワンは、ピチェ・クランチェン、ジェコ・シオンポ、エ…
芸術見本市のダンスショーケース。先週見逃した手塚夏子の新作の短縮版と思われる『プライベートトレース2009』が凄かった。トレースするだけで(言葉で、あるいは反復によって)、目に見えにくいものも明瞭な形を現してくるということ。そして、『私的解剖…
昼過ぎから恵比寿で「アジア舞台芸術制作者ネットワーク会議」二日目のパネルに顔を出す。ネットワーキングの必要性、目的、手段、利益、障壁、などなどが隔靴掻痒な感じで抽象的に議論されていたが、こういう会議そのものは「儀式」みたいなところがあり、…
午前中から会議。合間合間にゲラの直しをしたり文献を読んだり。夜は退職される先生方の送別会。飲まないつもりでいたのにA先生の隣の席になりハイレベルな白ワインを御馳走になってしまう。ぼくはワインを選ぶのに必要な知識が全くなく、にもかかわらず白…
眠りたいだけ眠り、かつ、明日の朝が早いため短い一日。航空券の支払いに行き、掲載誌を各所に発送し、買い物と、簡単な打ち合わせ、ゲラの校正をして終わる。食事も一度きり。先日のウェン・フイのプレゼンテーションで中国にとても興味が出た(というか取…