2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

スケジュール的にかなり無理があるのだがチケットを取ってあった国立劇場の「舞の会」、それなりに良いものもなくはなかったが総じてヌルめのテンションのまま疲れが来ていた頃、昼夜通しで12本のうち最後から二番目、井上八千代の「八島」のあまりのカッコ…

寒くなって来ると風呂に浸かるのが気持ち良くなる。なぜ風呂が気持ち良いのかはわからないが、この気持ち良さは事実サルでもわかる。とはいえ、のぼせて来たので半身浴に切り替えて少ししてからまた浸かったりするということは、サルにはないのではないか(…

やはりここは観客もロールプレイしなければなるまいと思い、風呂にしっかり入ってからビールを飲み、二杯目のビールを飲みながら黒沢美香&ダンサーズを見て、横浜へ移動する頃には頭痛がひどくなり始めていて、しかしまともな本屋へ全然足を運べていないス…

木曜、展覧会と撮影のために来日しているヴィデオアーティストのMと会う。数えてみたら8年来の結構長い付き合いになっている。この前作っていた、手塚夏子が主演のスーパーマーケットの作品も見せてもらえたのだが、今回撮影したのはパラパラのダンサーを…

水曜は森下スタジオでの公開リハーサルと、青山のトリエンナーレがかぶってしまったので、森下の方のゲネにお邪魔させてもらって、終わってすぐ走って表参道へ、なかば諦めていたのだが奇跡のようにギリギリすべり込めた。アルコ・レンツの作品はジャカルタ…

ダンスに予定調和を求めまいとする限りなかば必然とはいえ数を見れば見るほど憂鬱な気分が深まっていくのは、徐々に日が短くなって駅から劇場までの道が既に暗いということとも関係があるのだろうか、何か一昨年くらいからどうも冬が苦手になってきた、冬が…

四世井上八千代が亡くなった時のNHKの特別番組を、VHSの3倍録画からまず一度デジカメに移し、それをPCでキャプチャーしてDVDに落として宝物にする作業にようやく手をつけ、それで何となくTVをつけたら立花隆がアメリカのサイボーグ技術の最先…

シモーヌ・フォルティが時たま「影響を受けた」と言及していたりして前から気になっていた日本の「具体」なのだが、一昨年の兵庫県立美術館での回顧展の時に出た『「具体」って何だ?』('04、美術出版社)という一体誰におもねりたいのかわからないタイトル…