怪奇大家族

全く偶然にもテレ東『怪奇大家族』の第一回を見れた。こんな番組のこと知りもしなかったから100%運。ラッキー!何かホラーっぽいのかなと思って見てたら、『呪怨』みたいな家が映って伽耶子みたいなのがチラッと出たから、ああパチモンかと思ったら正真正銘の清水崇企画だった。『呪怨』にあった、怖いんだか笑えるんだかどっちつかずみたいなのを「笑い」の方に振ったもので、公式サイトには「思いっきり恐がらせた直後に笑わす」とか書いてある。恐怖と笑いなんてどう考えても感覚的に真逆なのに、なぜかつながってしまうことがある*1。第一話(第一怪)は、霊が憑りついてる家の息子が幽霊に悩まされて解決策を見つける話。寝てると部屋に伽耶子みたいなのが出てきて「わたし、キレイ?」って聞いてくるのを、「人は外見じゃない、中身だ」って諭す。くだらないのに何か深い。思えば幽霊って恨みがあるから出てくるのに退治されちゃうだけだった。
これから13回あるらしくて毎週楽しみなのだけど、TVは何がいやかというとうっかり見逃してしまう可能性があること。それを思うと半分は憂鬱になる。

*1:80年代ホラーが発見したトポス。