三段

スパイラルで上村なおかの舞台。客層が独特でロビーには中途半端な「オシャレ系」の空気が漂う。シャンパンもらえる。シャンパンてあまりたくさん飲みたいという感じの飲み物じゃないがとりあえずアルコールは好物なので始まる前に200ml飲んでしまう。酔ってダンス見る。終演後、評論家Kさんと話す。外からヤジるのではなく内部に入って破壊するというやり方を教わる。Sさん&Sさんとプロントで食事。最近のダンスなどあれこれ。
散り散りになってぼくは中野テルプシコールへ。すごい行列になっていたが演し物はまあちょっと勘弁願いたい種類のものだった。中央線カルチャーの田舎臭い部分が全開というか、それ以前にとにかく幼稚すぎ。
さらに西新宿に移動して素晴らしいロケーションの空き地でペニノ*1。ペニノは『Mrs.p.p.overeem』以来二回目だけど、印象は変わらず。というかクリアになった。「不条理」のイメージを一生懸命作り上げてあるんだけど、こういうのは天然の人がやらないとさまにならないのだ。隅々まで見えすいてて、変人に憧れる凡人の気持ちばかり伝わってきて恥ずかしかった。欲望としてはすごいわかるだけに余計いたたまれなかった。

*1:受付の人が、ポツドールの『激情』で最高にいいヤンキー姉ちゃんの役やってた人だった(少し前の『演技者。』でも見かけた)。ちょっと緊張してしまう。