伊藤道郎

ちょっと前に古本屋で激安ゲットしたヘレン・コールドウェル『伊藤道郎』('85、早川書房)を読んだ。中身は淡白な伝記と作品記述と図版だけだが、ぼくは歴史の知識って雰囲気(イメージ)的な肉付けがないとうまくインストールできないのでこういうのは割とよく読む。政治史とかでよくある、領土割譲とか血縁とか、そういう因果関係しか書いてないのは苦手でなかなか頭に入らない。どうでもいいけど伊藤道郎って坂本龍一にそっくりだな。