重症

本当にCKBサイクルが再発してしまった。手元に出してあったリターン・トゥ・フォーエヴァーだのミルトン・ナシメントだのスティーヴ・ライヒだのが次々にしまわれていく。今までPCにはマキシだけ(出し入れが面倒なので)コピーして入れてあったのだが、アルバムなどもガシガシ投入。これだけあれば生きていける。ちなみに「無人島ディスク」は英語でも Desert Island Disc というらしい。誰が最初に考えたんだろう。
数日刻みで押し寄せる原稿や書類の締切たちを一個ずつ撃破している。近未来しか視界に入らなくなっているのがちょっと不安だがそれなりに忙しく、これが充実なのか空虚なのかということを深く考えずに済んでいる。良い。だろう。
今日はシアター・バビロン。客の入りはまずまずだったが、知人や顔見知りがやけに少なく、また評論関係の方々もほとんど見かけなかった。見逃すべきでない舞台を見逃さないためのアンテナの張り具合には自分なりの自信があるが、見なくてよいものに時間を費やすことを回避する嗅覚には今一つ自信がなく、いくら連休中だからとはいえここまで誰も見に来ていないと、彼ら彼女らの鼻の確かさに少なからず嫉妬を覚える。経験のなせる業なのだろうか。しかしその代わり今日はずいぶん多くの方と知り合いになれた。