働く

半日仕事して、あと長い間グズグズいじっていた原稿を仕上げた。
ここしばらくこれを書きながら、ずっと「ダンスは、踊り手と観客の間に何かが起こらないと、ダンスじゃないよなあ」ということを考えていた。何かが共有されるということ。お互いのことを理解し合う必要はない。関係そのもの。といってしまうとわからなくなるのが、関係そのものがもつ価値って、いったい誰にとっての価値なのかということだ。いやそもそも「誰にとっての価値」という問題なのかどうか?昨日のダンス*1を見ていてもそのことばかり考えていた。ダンスは、確かに何かを共有している気がするのに、それが何なのかはわからない、そういう関係の磁場だ。
Oくんから話があり、ウェブで往復書簡をやることになった。

*1:昨日は「cha-chaS」と書いたのだが、今回の公演は「きこり文庫」という名義によるものだった。安次嶺さんには鈴木ユキオくんに紹介してもらい、今日メールをもらった。