8/23と10/10

今日もパークタワーの地下のエクセルシオールでインタヴューを一つ録る。話を聞きながらぼくは終始大ウケしてたのだが、最後の方で極めつけのがツボにハマッてしまい、涙流して笑っていた。3階のホールのところへ行ったら、先に並んでたSちゃんに「寝起き?」と聞かれた。
「ユーモア・イン・ダンス」Aプロ、やはり目玉はチェルフィッチュで、もちろん痛快であり「事件」だったのだが、それよりも北村成美の『ラベンダー』が実に味わい深く、「ダンスって素晴らしい」とか感銘を受けていた後ゆえか、チェルフィッチュの『クーラー』はちょっとインパクトが弱かった。「演劇」に対する悪意と比べると、「ダンス」に対してはずいぶん謙虚というか、どうしても手付きがよそよそしい。それにしても久しぶりに最前列(一番床に近い)で見たせいか、長袖でも寒くて寒くて、これは演出なのかと思った。
10月に京都芸術センターでやるイヴェントの詳細が決まった。この日は京都で美学会の全国大会がある……

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Dance Artist meets Critic
■ダンス批評の可能性
コンテンポラリーダンス」というジャンルや、振付家・ダンサーの活動は、急速に全国的な広がりをみせています。しかし、その活動や作品を伝え、考察し、評価する「批評」は質・量ともにまだまだ未開拓な、これからの進展が待たれる分野です。今回は、様々な立場でコンテンポラリーダンスに関わる方をパネラーに迎え、ダンス批評の現在、そして今後の可能性を探ってゆきます。

第1部:ダンス批評とは?
昨年パフォーミングアーツマガジン『Bacchus』を創刊し、新たにダンス批評の場を自らの手でつくり出した堤氏、様々な媒体で精力的に批評活動を展開する武藤氏、コンテンポラリーダンスというカテゴリー自体を揺さぶる作品を発表する山下氏。まずは出発点に立ち戻り、ダンスと批評の関係を検証します。
□日時:10月10日(日)16:00-
□会場:大広間
□料金:無料(要事前予約)
□パネリスト:堤広志(演劇・舞踊ジャーナリスト/「バッカス」編集長)、武藤大祐(美学/ダンス批評)、山下残(振付家/ダンサー)
□定員:100名

第2部:ダンス批評を開拓する
コンテンポラリーダンスが盛んな関西のダンスシーン。この活動をどのように広げ、アピールしていくかは、批評とどのように関わっていくか、という問題と密接な関わりを持っています。今、どのようなダンス批評の土壌を創造してゆけるのか、その可能性を探ります。
□日時:10月10日(日)17:30-
□会場:大広間
□料金:無料(要事前予約)
□パネリスト:大谷燠(DANCE BOX Executive Director)、酒井徹(京都造形芸術大学舞台芸術研究センター学芸担当)、中西理(演劇コラムニスト)
ファシリテーター:小林昌廣(京都造形芸術大学 芸術表現・アートプロデュース学科教授)
□定員:100名