ゴス

しばらく封じられていたため、今ものすごいアナーキーな読書欲が渦巻いている。手当たり次第に読み散らかしたい。そんな読書してもあまり実にならないのだけど。
ゴスフォード・パーク』('01、ロバート・アルトマン監督)見る。毒も抒情も控え目で画も渋い上に、画面中の人物が脳内で何考えて何感じてるかってことを、状況から読み取るよう強要してくるタイプの映画なので、何もかも苦手づくしだった。途中でどうでもよくなる。イギリスの上流階級の集まりで、一人だけ映画の脚本家か何かが混じってて、「今度の映画はどんなお話ですの?」とか聞かれて「探偵ものです」って答えて、「犯人は?」って質問に「それは見てのお楽しみですよ」って答えたら、マギー・スミスに「私たちはそんなもの見ないわ」って返されるシーンがあって、そこはちょっと笑えた。
PASダンスの学校というところで、12/26の夜にまたダンス批評について喋ることになった。