ボンベイ、バンコク、クアラルンプール

夕刻、本郷から横浜まで移動。余裕と思ってコンビニなんかで油を売っていたら時間がなくなってみなとみらい線馬車道駅から走り、ギリで間に合う。大橋可也、浜口彩子、どちらの作品も女性ダンサー4人という珍しい一致。思いがけず京都からSさんが来ていて、色々相談したいことがあったのでとてもラッキーだった。
それにしても、今さらではあるが、コンペというのは当日小屋入り&リハが2時間半とか、全く常軌を逸した悪条件で上演が行われている。アーティストが最大限納得の行くクオリティで作品をプレゼンテーションできないなんていうことは、明らかにイヴェントとしての効率と見た目の華々しさが上演の質よりも優先されているわけである。イヴェントの規模だけは大型化するが、こういう本質的な部分を改善しようという動きはおそらくどこのコンペでもほとんど見受けられない。企画(予算の使われ方)をまともに評価する人がいないからだと思う。観客もアーティストも、きちんと文句を言うべきだ。