朝まで録画映像

ヘタするとこれから土曜の夜まで寝れないかも。
現代詩手帖』3月号(特集・身体のポエジー コンテンポラリーダンスの現在)をようやく入手。「理論」的な論考は含まれてないが、ともかく特集誌で「コンテンポラリーダンス」が取り上げられ、これだけの分量のテクストが世に出たという意味でエポックメイキングな一冊だと思う。複数のアーティストが短いエッセイを書いているのも特徴で、おそらく「言葉と身体」のようなテーマで原稿が依頼されたものと思われる。伊藤千枝、矢内原美邦黒田育世岡田利規それぞれの主張を比較考察すれば自動的に何か見えてくるだろう。「理論」が大上段に闘わされることなく、その代わり「歴史」にしろ「現状」にしろ「経験」にしろ、ひたすら「記述」が行われているという点も興味深い。
北田暁大の新著『嗤う日本の「ナショナリズム」』(NHKブックス)[amazon]。様々な「反省」の類型化。