世界大思想全集

今月はもうあまりダンスがない。マシュー・ボーンは叩き売りチケットが出ているのでまだ迷っているが基本的に興味が薄い。あとは月末のスタダンくらいか。7月8月のようにあまり公演が立て込むのも困るが少なすぎると禁断症状が出る。明日は桜井圭介「南烏山ダンス教室」のレクチャーに行くつもりでいるが*1、正直、ピナ・バウシュをもう一回見たい気持ちもある。もし前寄りの席が取れるとしたら…いやしかし出費はあまりにも大きい…いやしかし。
それにしても衝撃的なのは服部有吉『R-HATTER』なる公演のチラシだ。一見コジャレ商業系に見えるが、中を開けると半分は宝塚。服部有吉の父親が服部良一だということは知っているがそこから宝塚へ行く理由が知識不足ゆえかよくわからない。しかし仮に何らかの動機が成立しているのだとしても、ハンブルク・バレエと宝塚がこうもあっけらかんと結合してしまう辺りはどうしても「スーフラ」と呼びたくなる*2。これが確信犯だったら面白いが見た目は限りなく「素」でやっているように見える。

*1:前に芸大取手キャンパスの授業に潜って半分くらい聞いたことがあるのだがこれは本当に面白く刺激的でためになるのである。

*2:もともと宝塚自体がスーフラだからスーフラの二乗。