こう言ってしまっては何だが、どう考えても「屈辱的」という他ないイヴェント仕事を終え、半日ほどボーッとした。駆けつけてくれたSさん&Sさんにも言われたが、やはり企画に対するスタンスが中途半端だった。少しでも有意義な、面白いものにしたいと思ったのだが、それにしては計算し切れない要素が多すぎたし、自分でも下準備に思うように時間を割けなかった。ともかく参加してくれた神村恵さんに感謝、そして反省。
気を取り直してガツンガツンと仕事をやっつけ、埼玉へ。改札でまたMに会う。今度の舞台の作り込みの話。ADTは明朗に割り切ったエンターテインメントだったが、異様に重い筋肉質の男性がヒップホップの真似をする場面で、舞台奥へハケる直前、信じられない本気低空ジャンプをしてみせ、一瞬目を疑った。
今晩から夜行バスで関西へ行き、京都で四世井上八千代の三回忌追善公演。一週間ずっと日替わりの演目で井上流だけを立て続けにやる垂涎ものの公演なのだが、日程の関係もあり、最も安い席で二日間だけ。