かねがね思っていたことだが、今しなければならないことからの逃避のエネルギーで何か別のことをしてしまっている時、やけに効率よく集中度も高い。必死に逃避しているから没入するのであろう、ずっと後回しにしていたことがあっけなく片付いていたりする。そこで、全てのことをこの逃避エネルギーでもって解決するようにしてみてはどうか、と考える。つまり、すべきことに正面からぶつかるのではなく、何か他のことからの逃避先として、それが選ばれるようにするわけである。Aからつい逃避してBに行ってしまう、ならばK辺りからつい逃避すればうまいことAに行けるのではないか。To Do リストを作って眺めていると実際にこういう逃避の乱反射構造が見えてくる気がする。D→J、J→B、B→C、C→E、E→Dという具合に……そんなことをしているうちにリストはどんどん更新されてしまうし、無限に時間があるわけじゃないのでこんなバカなことしてられない。項目の数が多い時は、簡単な小さいものからまずどんどん消化していく。するとたいてい、思いのほか数は減るので、案外大変でもないように思えてきて活力が沸いてくる。もちろん全ての項目にきっちりエネルギー配分して並行処理できなければ人間失格なことぐらいわかっている。
見ようと思っていた時は見逃してばかりいたのに、最近はたまたま行き当たって結構見ている『スーパーチャンプル』。年齢層がすごい下がっていて、今日は9歳とか出ていた。クラシック音楽の世界みたいである。子供は集中力があるから上達するのだろうけど、日本の小学校低学年の女の子がギャング女みたいな顔を作ってやってるのにはかなり違和感。