補講で演習のラスト。お題は「タトゥー」と「フィギュアスケート」。刺青の方は、江戸時代に軽犯罪の刑罰で、額に墨を入れられてしまっている図が面白かった。初犯は「ノ」と書かれ、再犯は横棒を足して「ナ」の字に、三回目は右下に線とさらに右上に点を足して「犬」と書くのだという…。もはや人ではなく犬畜生の類である、という意味らしいが、「肉」とか「米」のヴァリエーションにしか思えなくて笑えた。あとニブロールの『ノート』(03年)の衣装で、日本国憲法が鏡文字になってデザインされていたのを思い出して、そういう刺青はないのかなと聞いてみたら、何かあったっぽい。人にアピールするためではなく、皮膚の内側にいる自分に言い聞かせるための刺青。「飲んだら乗るな 飲むなら乗るな」「井の中の蛙」とか。スケートは「ルッツ」と「フリップ」の違いがわかって良かった。
近くの店で夕方から打ち上げ、3時間くらい。翌日も授業があるため朝までコースは無し。