今年度で退職される絵画実技のM先生の最終講義。子供の頃から絵を描くのが好きだったという話から、いま取り組まれている作品のテクニカルな話までが、まったく自然な流れとしてつながっていて、その流れの中心には、現実にある「もの」が「もの」を超えて不思議に美しく見えるようなことが日常の中にもあるでしょうという、「感受性」があって、そういう生き方というものに率直に憧れた。
自分はといえば、今日は学生のレポート見て成績付け、アサヒのアーティスト・イン・レジデンスの応募資料を見て点数付け、さらに面談したり、推薦書書いたり、自分以外のための仕事だけで一日が終わった。
今週は連日舞台があるけど、外国から若手の振付家がずいぶん参加している横浜のコンペティションが実は見たい。しかし一日も行けそうにない。