山崎広太さんがイニシアティヴをとって始めた Body Arts Laboratory のサイトの振付家インタヴューが本当に素晴らしい。注目すべき発言はもちろん様々あるが、しかしどこがどうという以前に、コンテンポラリーダンスの作り手同志だからこそ可能な(単一の答えがない、多方向へ開かれた)対話のあり方、それ自体が素晴らしいと思う。こういう言葉がオープンに交わされるようになることをずっと待っていた。
日本の現代舞台芸術を扱ったドイツ語のアンソロジー『Theater in Japan』がようやく刊行。コンテンポラリーダンスについての論考は、2006年に Theater der Zeit に寄稿したものを大幅にアップデートする計画は途絶したものの、一応「共著」ということで。
山城知佳子およびラマンオキナワについて書いた韓国の『MOMM』2月号も、分量超過をやや懸念していたが(朝鮮語にしてもらったら予想とずいぶん違った)、無事に出たっぽい。次は4月号だが締切はすぐ来てしまうのであろう。今月末に香港で開かれる「アジア‐パシフィック・ダンス・プラットフォーム」のレポートも4月号でOKが出る。