朝食を適当に済ませてから、昨日劇場のエアコンの寒さを思い知ったため何か上着を買わねばと歩き回るがそれっぽい店が見つからず、結局タクシーで劇場へ着いてからマークス&スペンサーで少ない選択肢の中からパーカーを買ったら結構な値段がしてしまう。昼前からディック・ウォンの『B.O.B.*』広東語ヴァージョンを見るが、本当に広東語のみなのでディスカッションとかも何もわからず。その後ディックと少し話して、隙間を見つけて仕事をしてから、北京のウェン・フイのヴィデオ・プレゼンテーションに出る。社会的なテーマを扱った作品ばかりで興味を惹かれる。ディスカッションもやたらと深い話が盛り上がり充実。ホテルに帰って2時間くらい集中して仕事。夜また出てエア・ソーラを見る。初めて見たが、これはちょっと……ラ・ボエシの『自発的服従論』の説教を延々と聞かされる作品で、どこにどうアクチュアリティがあるのかわからず。挙句に最後の方に出てくる日本語訳(1935年に出版されたものらしいが)が全然意味を外していてそこでも力が抜ける。すぐにタクシーに乗って Asia Pacific Platform 上演後のディスカッションへ。2時間近くやっていて物凄く濃かった。ホテルの近くで麺を食べる。何だかわからないでいい加減に注文したが美味い。