2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

二日目。昼過ぎまで部屋で仕事をして、少し街中を歩いてみる。基地の街(在韓米軍と韓国軍)なので、軍服の人がけっこういる。あとなぜか結婚式場が多く、日曜ということもあってあちこちで式が行われているようだった。14時くらいになって何か食べようと思…

二度目のチャンムー・フェス。たまたまIDFと同じ週の開催になってしまって、キム・ソンミの『ボレロ』再演など見逃してしまった。ジャカルタ〜ソウルの便が22時の一本しかないというのも痛い。 週末の「アジア・コンテンポラリーダンス」というプログラム…

新聞の朝刊二誌にIDFの記事が出ていた。Koran Tempo は初日のキム・ジェドクとゴンゾ。英字の Jakarta Post も初日の記事で、インドネシア勢をさしおいてジェドクが場をさらってしまったことに対して露骨に悔しそうな書き方になっている。 その後、午前中…

IDF最終日。昼過ぎまでずっとホテルで仕事をして、夕方から台湾のグループの舞台を見る。前半は国立芸大の学生。いわゆる欧米流の標準的なコンテンポラリーダンスか、伝統舞踊を表層的にアレンジしたもの、の二極。ひと段落したところで抜けてIKJの学…

三日目は午前中からパネルディスカッションに駆り出され、バリの芸術祭とIDFの説明にちょっとコメントするという役目。あまり貢献できる立場でもない上に、拘束時間が長くて難儀してしまう。会場で、インドネシア語で書かれたダンスの本を何冊か入手した。…

IDF二日目の本番は若手三組。いくら超満員とはいえ、定時より5分前に開演なんていうケースは聞いたことがない。インドネシアの二作品の後、ゴンゾがトリ。ドラムの姫野さやかはどこから出てくるのかと思っていると、いきなり背景幕の向こう側に巨大なシ…

TIM(アートセンター)の正門前でのコンタクト・ゴンゾは大成功。インドネシアでは少し刺激が強すぎるかもとは思っていたが、ビンタが入ったりするたびに声が上がったり、ちょっと怖がりつつも盛り上がって見てくれていた。姫野さやかのドラムも凄まじく…

キュレーションに関わってから二回目のインドネシアン・ダンス・フェスティヴァル。今回は帰りに韓国に寄るため大韓航空でソウル経由。夜にジャカルタ入りし、公演会場となる Taman Ismail Marzuki(TIM)近くのホテルからいつもの屋台の辺りへ向かうと案…

篠崎芽美の初ソロは、予想外にも、日本では稀なパフォーマティヴィティを備えた真正のアート作品だった。つまりこれは、別に世の中にあってもなくてもいいような作品ではなくて、上演する意味のある作品、そして見る意味のある作品だと思った。パフォーマテ…