2005-01-01から1年間の記事一覧

昼のミーティングにまさかの大遅刻をしてしまい大迷惑。ただの言い訳だがとにかくやることが多すぎて制御不能に近くなりつつあるような。メールばかり書いて原稿はどんどんたまる。週明けは山梨だし。インドネシアの勉強、アメリカの準備。クローチェの翻訳…

交通

横浜から京都へ行って、京都からびわ湖へ行って、京都へ戻って、金沢へ行って帰ってきた。とにかく人と会って喋りまくり。疲れた。今日は朝帰ってきて電話して寝て起きて電話してインドネシアのダンスを見に行った。メールの返事だけで力尽きたので週末のこ…

何か

韓国からやって来た舞踊団*1による1時間ものフロントアクトの後、神村恵を見る。4月に早稲田でやった『脱出&カムバック』がベースのマイナーチェンジ(25分くらい)。荒削りな部分もあるがやはり圧倒的に面白い。いや「やはり」というのはまるで予め了解…

意味生成

今日はだいぶ用事を片付けた。来月のシンガポール・インドネシア関係の調整、今週末のびわ湖行きの手配。関西行きの夜行バスは、うっかりしていたら急激に予約が埋まっていて、つい先日このことで相談していたSちゃんから(なぜかmixiで)「もうなくなって…

気がついたら8月で、ということはもう7月が終わっている。月末は忙しかったため仕事関係のメールもちゃんと返せてないし色々やらなきゃならないことがたくさんあり、今日は目覚めてすぐそれのリストを作ったのだが、携帯を見たら留守電が入ってて、その電…

溜池山王→浅草

「DANCE×MUSIC」初日。ヴィデオでは前に見ていたが、じゃれみさ×桜井圭介の『O[JAZ]Z』は相当に面白い作品。襖、ちゃぶ台など「低さ」を強調する装置に加え、十二畳の空間に靴下という不安定な足元(跳躍できない)ゆえの「低い」運動が、「小津的なるもの」…

いつどこで誰と何をしたか

世田谷パブリックシアターの客席で、アレッシオ・シルヴェストリンの振付の特徴はどこにあるか、振りの一つ一つが短く断片的、加速・減速に乏しく、力の入れ方が極度に均質であり、他方リズムは不規則で非人間的な呼吸(しかしやたらニュアンス濃く音楽的に…

麻痺

あれこれインプットしてばかりで異様なほど文字を書く気力がない。インプットしてる最中は言葉をこねくり回して整理したりしてるのに、実際に書こうという気になれない。メールを書くのすら妙にしんどく、事務メールのみ辛うじて。 秋からの大まかな日程が固…

青くすらなく

夕方からずっとBankART NYKにいた。トヨタの時に知り合いになったDさんと話してたら、彼女は中三の時に澁澤龍彦とかを読んで「そういうの」に憧れて上京して、今はもう別に「そういうの」への拘りからはずっと遠くなっているのだが、やはり阿佐ヶ谷などに住…

乗り越える、または、やり過ごす

部屋で仕事をしていたら大地が震えて書物の山が崩れ生き埋めに。何とか脱出して出かけたら電車が全く動いてなくて、山賀ざくろを見るのは無理っぽいので帰ってまた仕事する。問題は明日の予定をどうするかだ。 アマゾンで980円の扇風機[amazon]を買った。直…

子供が騒がしい日々

書きたいことがない、と書こうと思ったら、実はそうではなく、書きたいことがいっぱいあるのに比して時間がないので、持てる時間の範囲内で書ける程度のことを思い浮かべようとしたら特に何も思い浮かばなかった、というのが正確なところだった。別にそんな…

I WALKED WITH A ZOMBIE

14時30分、与野本町。駅から劇場までの道のりに日陰はほとんど存在しない。あまり知ってる人はいないかなと思ったらTさんと隣だった。17時30分、神谷町。貧しい食事(昼?)をしてからタリーズへ行ったらお店の人が感じ良くて涼しくて静かで最高。今日は朝…

分節

Village Voice に載ったデボラ・ジョウィットのレヴュー試訳*1。NYで5月に開かれた「SOLO / DUO: Showcase for Emerging Japanese Dancers & Choreographers」での手塚夏子は反響を呼んだようで、他にもどこかで言及されているのを見た覚えがある。とりあ…

cicada

昨年からずっと勝手に魅了されてきたダンサーのK村さんから嬉しい知らせあり、今年の「踊りに行くぜ!!」で東北の二会場に出演決定とのこと。いよいよ色んな人々があれを見るのだと思うと反応が楽しみで仕方ない。解釈コードを受け付けないというか、適切…

桜井さん(id:sakurah)が「癒された」というので岡本真理子を見に行く。やっぱり小さいハコがいい、ということ。何しろ「ヒト」を見るのだから。何百人も入れるような劇場で遠くから「ヒト」を眺めるということの方が相当に異常なシチュエーションだと思う…

怒号層圏

日本人はまだこんなに熱く議論できるのかと驚くほどの物議を醸しつつ四年目のトヨタアワード終了。土日とさらに月、と三日間に渡ってとにかく多くの人と喋った。色んな意見が飛び交って刺激は多かった。そのことだけでも凄いと思うが、審査員からの選評が一…

体言止め多め

いきなり『少年チャンプル』打ち切り。パッと見で普通に面白いと思うんだが世間一般の目からすれば別にそうでもなかったということか。見始めたのは数ヶ月前とはいえ率直にスゲーと思えるダンスの世界の底なしぶりを垣間見せてもらった。勉強にもなったし。…

音楽

ずっと前から考えていてこの前やっとわかったというか答えが思い浮かんだことがあり、しかしそんな当たり前のことを鬼の首でも取ったかのように書いたら恥ずかしいに決まってると思って書かなかったのだが、さっきググッてみたら全然当たり前じゃなかったよ…

上半期

木曜にスタダンを見に行ったらUさんと会ってMさんと三人で飲み。Uさんのイーストウッド萌えの話、ペドロ・コスタの話、『宇宙戦争』の話など。『宇宙戦争』、ぼくはこのところ流行しているこういう世界滅亡系のスペクタクルが苦手であるということを最近…

徘徊

時間ギリギリになって朝食をとりに行く。やはり若い男女が一組いる他は誰もいない。結構きちんとしたヴァイキングなのに全然減ってない。勿体ないが食欲もないので果物とヨーグルト、パン、コーヒーを二杯。 チェックアウトして出かける。とにかく今日は、夜…

The Jellyfish Climbing up the Waterfall

旅館の朝食は旨いというセオリー通りに旨い朝食後、再びYCAMへ移動して施設を案内して頂く。メインのホールは縦に深く、真っ黒。もうすぐ内橋和久とUAのパフォーマンスがあるのでその準備が進められていたがUAはいなかった。ぼくはこの後、日本海側…

「踊りに行くぜ!!」イン・山口

羽田第2ターミナルのエアポート・ラウンジはたった2000円でシャワーも浴びれてコーヒーなども飲み放題でソファーでゆっくりできる。最高。飛行機に乗って90分ほど寝ていると山口宇部空港。山口情報芸術センター(YCAM)の岸さんがピックアップしてくれ…

弾をこめる

『エルマガジン』8月号届く。写真特集なのだが表紙に「Shall We Shot?」とあって、それを言うなら「Shoot」じゃないのかと思いつつ念のため辞書を開いてみたら「Shot」には動詞もあって「装弾する」という意味だった。不穏。「ステージ」欄がないと思ったら…

昨日は寝不足のままベルリナー・アンサンブル。月並みながら改めて外国語の演劇を見るということの困難を実感した。字幕なしで代わりにイヤホンガイドが用意されていたのだが、イヤホンガイドというのは選択肢として自分の中にまずないので意地でダイレクト…

豆腐

久しぶりに散々のた打ち回って原稿を上げた。今回は来月の『スタジオボイス』に載る MIKUNI YANAIHARA Project『3年2組』の前パブ。だいたい舞台の前パブというのは文字通り「プレヴュー」であって、まだ見てないものについてあれこれ書くことになる。映画…

どうか

締切目前の原稿が書けなくて詰まってる。とにかく何かありきたりでない、発見や刺激のあることを書きたいと思う。遅刻しそうなのにいつまでもトイレに座ってるみたいな気分になる。

ジャパン

ミュージカルバトン頂いた。最初めんどいかなと思っていたものの、ちょっと書き始めてみたら興が乗ったのだが、書いている内にあまりにも恥ずかしいラインナップになってしまって、そこで何かそれっぽいキャラクターみたいな、系統みたいなのを捏造して保身…

世界大思想全集

今月はもうあまりダンスがない。マシュー・ボーンは叩き売りチケットが出ているのでまだ迷っているが基本的に興味が薄い。あとは月末のスタダンくらいか。7月8月のようにあまり公演が立て込むのも困るが少なすぎると禁断症状が出る。明日は桜井圭介「南烏…

ピナ・バウシュ

ピナ・バウシュが良かった。ぼくは96年来日時の『船と共に』を見たのが最初で、それ以降は全部見ているし、ヴィデオで見る機会があれば逃さず補完しているが、とりわけ90年代以降の作品は何だかよくわからなくて、ひたすらサムく、さらに近年になると作品そ…

地縛霊

霊にも様々あるが、少なくとも地縛霊は実在すると思う。人は環境の中に根を張って生活しているから、例えば同じ道を毎日通ったり、時々行く店や建物があったり、家の中などは暗くても自由に歩き回れるくらいだったり、という風に、周囲の環境へと体が拡張し…