2004-01-01から1年間の記事一覧

スカスカ

翻訳。今日はあまり進まなかった。フランス語っていうのは本当に嫌いな言語で、これだけ嫌いなんだからいつか好きになるだろうと思うくらい嫌いだ*1。どうしてこんなに発音しない字がたくさんあるのか。読み書きしている分には発音なんか関係なさそうなもの…

何だか

昨日のキーボードに続き、今日はマウスのホイールの滑りが悪くなってきた問題の解決を試みた。分解してサラダ油を注してみる。グリスじゃないのでいつまでもつか知らないがまあ快適になった。 『学生ロマンス 若き日』('29、小津安二郎監督)見る。結構、煙…

先延ばし

タスクに追われていると、別に今やらなくてもいいようなことを次から次へと意欲的に思いつく。それらのアイディアは、別に今やらなくてもいいが、いずれやっても悪くはないし、どちらかといえばやるべきであるようなことだったりするので、タスクから逃避す…

2002

『World Down Town』が久しぶりに面白かった。ケニア初登場で、普段はアディダスとか履いてるマサイ族の若者が民族衣装に着替えて観光客の相手してボッてるところをやる。こういう生々しい暴露ネタにおける笑いって実に豊かだと思う。笑ってしまいつつ、その…

ワンドリンク

Super Deluxeに行って「はぎ子別館」。ここはたいていワンドリンク付きになっていて、今日も空きっ腹にビール飲み直ちに軽く酔う。そもそも一人で酒飲んで酔いに浸るのが好きなので知り合いとか会わなくても全然OK。24時間×365日酔ったままで生きられたら…

朝から亀有のお寺へ行ったらそこはフリマ会場だった。要らないものを処分して少しでも小銭を稼ごうという、ムシのいい、しかし勤勉ではある人々から、それが欲しいわけじゃなくただ無疵で己の消費欲を鎮めたいだけという、これまたムシのいい人々のもとへと…

アメリカ

昨日、『マイノリティー・リポート』('02、スティーヴン・スピルバーグ監督)見る。『A.I.』と似たような雰囲気だがもっとずっとつまらない。SFというのは基本的に何をやってもOKなので、逆に何をOKじゃなくするか、それによっていかにOKを際立たせ…

西方

朝きちんと起きて、来月1日の国立劇場「唄と語り〜京舞を迎えて〜」のチケット獲り。祇園甲部歌舞会って、あのレヴューみたいに舞妓さんがズラッて並ぶやつだと思う。万全の体制でスタンバッていたが一発で電話がつながってしまい拍子抜け。 今日は次の仕事…

冷房のせいなのか何なのか、一日中頭痛がひどい。肩こりから来ているような気もする。肩こりはもう高校の頃ぐらいから慢性的で、たぶん姿勢が悪いのに由来してるのだけど、気がつくと肩に力が入って上がっていて、そのせいで常時こっている。掛け値なしに文…

ゴス

しばらく封じられていたため、今ものすごいアナーキーな読書欲が渦巻いている。手当たり次第に読み散らかしたい。そんな読書してもあまり実にならないのだけど。 『ゴスフォード・パーク』('01、ロバート・アルトマン監督)見る。毒も抒情も控え目で画も渋…

禁断

映画を二本も見てしまった。まずBSでやってた『禁断の惑星』('56、フレッド・マクロード・ウィルコックス監督)。しかる後『ブラッド・ワーク』('02、クリント・イーストウッド監督)。『禁断の惑星』は56年ということを抜きにしてしまうと、それほど面…

一週間

インタヴューをまとめる仕事が一応すべて終了。ホッとする。土曜日などは、徹夜明けのまま昼にウズメの人でなしレビュー!というやつを見て、空き時間にまた仕事していたら土砂降りになってきて、でも電話で聞いたら「やる」というから井の頭公園でカッパ着…

舞台撮影について物申す。および吉田喜重

前々から思ってたことなのだが、小さいハコにダンスとかを見に行くとカメラマンがすごく迷惑なことがある。シャッター音が気になるのだ。どうしてゲネを撮らないのか?本番でも消音ケースをかぶせていればまあいいけど、消音ケースも持っていないで本番の舞…

インタヴュー最後の一発を録ってから、シアタートラムでBATIK見る。 帰りの電車で、何気なく、斜め向かいに座って本を読んでいる女の人の籐のバッグに目が留まって、その美しさに見とれてしまった。細かい織り目が複雑なアラベスクをなしていて、表面は光っ…

原稿一つ上げる。大小様々な仕事が堆積しているからこの二日間の「休肝日」は貴重だったのに、思ったほど片付いてない。 関西で出ている月刊誌『エルマガジン』10月号を見ていたら、是枝裕和の『誰も知らない』のことが出ていて、いい言葉を見つけた。どんな…

幽霊

『呪怨2』('03、清水崇監督)見る。映画版の2。今までどうもこの監督の面白さがわからなかったのだが、これは凄かった。時間軸のトリッキーな操作が、映画内部でのオカルト現象そのものになってしまう新山千春のパートは痛快だし、ラストの酒井法子の出産…

「ユーモア・イン・ダンス」Bプロ。ヤミーダンスが良かった。まだ決定的に斬新というところまではいかないけれども、余白を楽しませる上質な「グラフィティ」的振付作品で、刺激に富んでいた。ヤミーダンスは「ラボ20」や「踊りに行くぜ!!」では東京に何…

8/23と10/10

今日もパークタワーの地下のエクセルシオールでインタヴューを一つ録る。話を聞きながらぼくは終始大ウケしてたのだが、最後の方で極めつけのがツボにハマッてしまい、涙流して笑っていた。3階のホールのところへ行ったら、先に並んでたSちゃんに「寝起き…

映画の日

昼から青山でインタヴューを録って、その後はオリベホールで映画三本立ての予定だったのだが、インタヴューが押してしまい、乃木坂から走るも5分遅刻。映画は舞台と違って定刻通りにスタートする。初めて見る映画なのに途中から見たって無意味なので諦めて…

三段梯子

ニブロールはやはり凄かった。前半半分くらいはもう頭ヘンになりそうなくらい密度が高い。ただ基本的に「断片の集積」という構成法であり、それが「アゲて、冷まして、アゲて、冷まして」の繰り返しだけになっていて全体に大きなうねりがないため、やや長く…

連日

昨日は『ダイアログ・イン・ザ・ダーク2004東京』というイヴェントに行って、夜はキュピキュピを見て、帰ってすぐ仕事で朝まで。午後に起き、新宿で『World B-Boy Session』を見て、すぐ帰ってまた仕事。明日は昼からニブロール、その後レニー・ハリス、さら…

なんで…

ずっとテープ起こしの作業。ものすごく疲れる。 また卓球見る。忘れていて、福原愛の試合の、第四セットのデュースになっていく前辺りから見た。相手は20代後半ぐらい。昨日の試合とは全然違っていて、福原愛が専ら反射神経とか集中力で闘っている選手だとい…

昨日のインタヴューでたまたま海に潜る話が出て、それを聞きながら三木成夫の本のことを思い出していた。胎児は、海に潜るどころか、鼻の中まで羊水、いや肺の中まで羊水に満たされているそうだ。ということは、胎児において自分の体の外と内の区別というの…

今日は丸一日仕事。振付家インタヴューを四本録った。疲れたけど、ダンスについてディープな話を聞くのは面白くて、どこまでも飽きない*1。これからテープ起こし。 *1:本当はアルコールが入っていればなお良し。

稲荷神社というのは独特なヴィジュアルをもっている。幾重にも立てられた鳥居、そして乱立する赤い幟旗。これらは奉納によって増殖するものであるために、整然と並ぶのではなく、まちまちの角度で「乱立」するのだろうと思われる。鳥居と幟旗の恐ろしい密度…

ビョーク

ビョークが出るというからオリンピックの開会式見る。一曲しか歌わないし、しかもマイクが見当たらなかった気がする。そして歌の間中NHKのアナウンサーがずっと喋ってる(画面見ればわかることを一々言葉で言うだけ。まるで「TV見てる人」みたい)。そ…

薄っ!

タイニイアリスでゴキブリコンビナート見る。靖国神社の見世物小屋しか見たことなくて、本公演はこれが初。何より劇団の謳い文句と、あと『CUT IN』に連載されてる「Dr.エクアドルのロマンティック汚れモード」、特に最近目立つ気がする「アンチ保守文化」的…

三木

昨日から『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最後の7日間』のサントラ回転中。オープニングが恐ろしく暗くてメチャカッコイイ。リトル・ジミー・スコットが歌う『鈴懸の木』も、バダラメンティの曲とリンチの詩で、独特の退廃美がたまらない。 三木成夫『…

マシン

松浦亜弥がパピコを吸いながら、左右に規則正しく目を動かすCM(これ)が怖くてたまらない。たぶん生なのにCGみたいに見える、あるいはCGみたいだけどたぶん生、という最近のCMにおけるレトリックの一種なのだけど、ほとんど正視しがたい恐怖を覚え…

滅多に広げることもないのだが、たまに広げてみるたびに、新聞(日刊紙)ってどうしてこのサイズなのだろうと思う。このデカさ、読みづらさ。いったい誰が得をしているのか?印刷の効率がいいのか? あと最近、ちくま文庫を電車の中でよく読むようになった。…